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小児矯正治療は成長段階に沿って3つの時期(0期、I期、II期)に分けられます。II期は~17歳の時期におこなう矯正治療で、大人の矯正治療と同じようなシステムの装置を使って歯並びを整えます。ここでは、中野駅より徒歩3分の通いやすい「まりこ小児歯科・矯正歯科」が、小児矯正のII期治療についてご説明します。

II期の小児矯正治療とは

II期の小児矯正治療とは

7~11歳におこなうI期治療で、成長の力を利用してあごを拡げ、歯が並ぶスペースを確保している場合、II期治療で歯並びを整えるのはだいたい1年半ほどで終了します。すでにスペースがあるので抜歯をしないですむのが大きなメリットです。そのうえ比較的短期間の治療なので、虫歯や歯周病にかかるリスクを軽減できます。

歯をきれいに並べるための矯正装置は大人と同じです。ポピュラーなのは金属のブラケットにワイヤーを通す装置ですが、目立ってしまうのが気になる方には、透明や歯の色に近いブラケットなどさまざまな選択肢があります。ブラケット以外でも透明のマウスピースを使った矯正装置にも対応しますのでご相談ください。

矯正治療中は、定期的に調整して歯の動きを観察します。その際には、歯科衛生士が歯のクリーニングをおこない、歯みがき指導もして、お口のトラブル予防につなげます。

II期の治療方法

II期の治療方法

固定式のワイヤーブラケット装置で歯を理想の位置に動かします。ワイヤー矯正は、歯を動かすので少し痛みをともないますが、できるだけ痛みを抑えるように、弱い力をかけ少しずつ調整し、お子さまの心身への負担もなるべく抑えます。II期治療で一生の宝物になるきれいな歯並びに整えるのです。お子さま・お母さまとお話しながら、理想のゴールを目指します。

大学病院では、I期とII期を分けずにセットで治療して理想の歯並びにするのが一般的です。しかし当院ではI期とII期に分けて、I期治療が終わったあと、ご希望の患者さまにII期治療をおこないます。II期に進まれる方は、I期で9割の治療を終え、II期で微調整をするイメージです。I期治療後、前歯だけの傾斜やねじれを整えたいというニーズにも柔軟に対応しますので気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

部活動や高校受験に影響しないように治療します

部活動や高校受験に影響しないように治療します

中学生や高校生は部活動に忙しい時期です。運動部の方は、矯正治療中でもパフォーマンスに影響はほとんどありませんが、顔にボールなどが当たらないように気をつけましょう。吹奏楽部で管楽器を演奏する方は、ワイヤーブラケットを装着していると音が出にくいことがありますが、1ヶ月ほど練習すると慣れて音が出せることがほとんどです。なるべく影響しにくい装置も選べます。

矯正治療は、高校受験前に治療が終了しているのが理想ですが、受験の期間と治療期間が重なってしまうこともあるでしょう。勉強に集中しなければならない時期は、矯正治療の調整をお休みして、受験が落ち着いてからの再開も可能です。無理のないスケジュールを組みますので遠慮なくご相談ください。

できるだけ非抜歯で治療するために

できるだけ非抜歯で治療するために

あごのスペースが狭いのに、歯を抜かずに無理やり矯正治療で並べようとすると、前歯が全体的に突出している上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)に仕上がってしまう可能性があります。横からのシルエットも大切です。前からも横からもきれいなシルエットになるように、当院ではまず奥歯をさらに奥に移動させてから、全体的に歯をきれいに並べるようにしています。

無理なく非抜歯治療をおこなうには、あごの成長時期を逃さないことが大切ですので、一人ひとり異なる開始時期に治療が始められるように、まずはお早めにご相談ください。

II期治療は本院と連携して対応します

II期治療は本院と連携して対応します

歯並びを整えるII期治療は大人の矯正治療と同じ装置を使います。そのため、さまざまな治療システムに対応するために、本院の「松山デンタルオフィス中野」と連携して治療します。本院は当院のすぐ目の前ですので、通院も心配ありません。